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塩田博文先生実技コースのサポートを幾度となくさせていただいています。
毎回全く違う患者さんの義歯を3〜6症例ほど改善されています。
最初は不安げにユニットに座る患者さんも約一時間後にはにっこり笑って帰ってゆかれます。
塩田先生もにっこりと「これでお昼をたべてみてねぇ」とおっしゃっています。
研修会場では緊迫感のない余裕に満ちた時間を過ごさせて頂いています。
舞台裏は緊迫した時間を過ごしているのですが、患者さんとの対面では余裕の時間が流れつづけているのです。
でも患者さんとゆったりと会話をしながら、塩田先生がメガネを外し、
目を細めて患者さんの口腔内や義歯を注視しておられる時があります。
この時塩田先生の全神経は本気モードに突入されています。
で、毎回私は「この症例はこの解決策で行くはずだ」とヤマを張ってみるのです。
そそくさとその解決策を先読みして準備していたりします。
しかしこの時の打率は五割程度にすぎないのでした。
毎回が私にとっての新しい発見の連続で大変な勉強をさせていただいています。
このあたり土屋先生のヤマの張り方は9割の成功率であるので、いつも感心してしまっています。
塩田先生の臨床経験数は膨大で、様々な難症例の解決策をお持ちです。
過去のいろいろな引き出しを開け、効率的解決策を瞬時に組み立てて実行に移されています。
しかも患者さんとはゆったりとした時間を過ごしているので、
患者さんもまさか自分の義歯が通常の歯科診療常識では考えられないスピードで、
大胆かつ繊細に改造されていることなど理解していないでしょう。
しかもアバウトに見えるけれど実は全てに理論の裏打ちがされているのです。
そこが様々な卒後コースを受講されてきた臨床家の先生方ほど、
塩田先生の魅力の虜になってしまう所以ではないかと考えている今日この頃なのです。 |
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